高校野球の応援歌の定番曲であるダイナミック琉球ですが沖縄の歌なのになぜ沖縄ではない他の地域の学校でも歌われているのか不思議ですよね!
仙台育英高校が甲子園の応援歌でダイナミック琉球を歌ったことで有名になりましたが、沖縄の歌であるダイナミック琉球が甲子園の応援で歌われるのはなぜなのか、いつから流行しはじめたのか気になったので調べてみました。
この記事では、
- ダイナミック琉球を甲子園の応援で歌うのはなぜ?
- ダイナミック琉球の応援はいつから流行したのか?
について書いていきます♪
ダイナミック琉球を甲子園の応援で歌うのはなぜ?
ダイナミック琉球はタイトルの通り、琉球=沖縄の歌です。それをなぜ沖縄の高校ではなく、全国の高校で応援歌として歌っているのでしょうか?
ダイナミック琉球は2008年に作曲された曲で、オリオンビールのCMで起用されたことから沖縄のお祭りやエイサーイベント、運動会や花火大会の定番曲として親しまれています。そして沖縄では県内のスポーツ大会で応援歌としても歌われていました。
ダイナミック琉球の歌詞を見てみると、
海よ祈りの海よ
波の声響く空よ
大地踏み鳴らし叩く
島の太鼓(てーく)ぬ響き
引用:イクマあきら「ダイナミック琉球」より
甲子園の応援歌で歌われているのはダイナミック琉球の冒頭部分のワンフレーズですが、この歌詞の中に応援に関するような言葉は入っていません。
しかし、沖縄でのある試合の応援でダイナミック琉球をソロで歌う女子高生の動画が拡散されたことがきっかけで全国に知られることとなりました。
その動画がこちら!美声が響きます♪
琉球バスケ部のかっこいい応援歌(ダイナミック琉球) pic.twitter.com/wN44rzTrZ1
— こうせい (@kousei97) June 29, 2017
女子生徒のソロに続いて男子生徒の力強い声が響くそのギャップがまた良いですね!
この動画をきっかけに、ダイナミック琉球の力強くて壮大な印象の曲調と、ソロで歌うパートに続いて全員で合唱する応援スタイルが斬新だったこともあり、全国の学校が応援歌として採用しはじめたのではないかと思います。
ダイナミック琉球の応援はいつから流行したのか?
ダイナミック琉球の応援はいつから流行したのか遡って調べてみました。
2008年 | ダイナミック琉球の原曲完成する |
2011年 | ダイナミック琉球のカバー曲が発売される |
2017年春 | 沖縄県のバスケ大会の応援でソロで歌う動画が拡散される |
2017年夏 | 仙台育英高校がダイナミック琉球を応援歌に採用する |
2018年夏 | 大阪桐蔭高校がダイナミック琉球を応援歌に採用する |
2008年にダイナミック琉球の原曲が完成し、2011年にカバー曲が発売されました。その後沖縄ではエイサーやスポーツ大会などでは定番の曲になり、2017年5月にバスケの大会の応援で女子生徒の歌うダイナミック琉球の動画が拡散されました。
そして、2017年の夏に仙台育英高校がダイナミック琉球を応援歌に採用し話題になりました。仙台育英の選手が歌うソロがうますぎる!!野球選手はプレーでも大きな声を出すので肺活量があるんですね。それにしても歌がうまい!美声です♪
2018年の夏には大阪桐蔭がダイナミック琉球を応援歌に採用しています。
2023年にはプロ野球選手の練習中のBGMでも流れていましたよ♪選手本人のリクエストではないようですが、ダイナミック琉球は野球の応援歌として定着していますね。
ダイナミック琉球が流れる中、神里選手が打撃練習。本人いわく「リクエストしてないですよ(笑)」。スタッフさんの気遣い?#ベイスターズ#baystars#DeNA#横浜頂戦 #神里和毅#ダイナミック琉球 pic.twitter.com/rE3i0Mbtpp
— スポニチDeNA担当2023 (@SpBaystars) May 14, 2023
ダイナミック琉球を甲子園の応援で歌うのはなぜ?いつから流行した?のまとめ
ダイナミック琉球を甲子園の応援で歌うのはなぜ?
- 沖縄のバスケの試合の応援でダイナミック琉球を歌う女子生徒の動画が拡散されたことがきっかけで、もともと沖縄で応援歌として親しまれてきたダイナミック琉球が全国の学校で応援歌として採用されたと思われます。
ダイナミック琉球はいつから流行したのか?
- 2017年にバスケの応援の様子が動画で拡散されてから同年に高校野球で初めて仙台育英高校が応援歌として採用してから流行し始めました。
- 2018年には大阪桐蔭高校もダイナミック琉球を応援歌に採用しています。
- 2023年にはプロ野球選手の練習時のBGMで流れることがあります。
高校野球の甲子園でダイナミック琉球を聴けるのが今年も楽しみです♪
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